光電子研究所

Photo Electron Laboratory
光と電子にまつわる各種調査研究。光電子工房も併設してます。

予算がないので、今のところ文献調査が中心です。

LED電球は買いか?

実例

今回の調査中に前から眼をつけていた蛍光灯器具が生産中止になったことを知ったので、慌てて注文をしました。在庫がなくなったらお仕舞です。製造メーカーのアウトレットで通販をしていました。クレジットカードでの支払いを済ませて配達を待っていたら、お詫びのMailが来ました。代品の提示があったので急いで蛍光灯器具の大調査をするはめになりました。結論として、このメーカーの代品はお断りして他社の物を買うことにしました。値引きに眼がくらんで不要なものを買ってはいけません。

今回、調査したものは和風ペンダントライトです。
昔、独立したときに一番安いという理由で選定した器具があります。器具自体に何の支障もなく、現行モデルではないというだけのことです。FCL-32と30という丸型の蛍光灯を使う旧式のものですが、点灯管を電子式に変えたのでパッとつきます。蛍光ランプそのものはEX-Nという現代の物に変えています。あと30Wの小さい方はホタルックという残光性のものにしているので、消灯後も暫くは薄明かりが残ります。メーカーのwebに器具のデータがあり、これに拠ると4190lm/70Wでした。今の器具に不満はないのですが、FCL用器具の生産中止が相次いでいるので、今のうち買っておくかなというのが動機です。高効率器具であれば、明るさ同じで消費電力減と、同じ消費電力でより明るくという2方向がありますが、「もっと光を」ということで後者の道を行くことにしました。

今回旧タイプの蛍光灯、最新の蛍光灯、LEDで70W前後のものを効率の観点から比較してみました。

比較対照 FCL 鉄心
4140/70 = 59.9 lm/W

旧タイプ FCLインバーター
7005/82 = 85.4
6330/73 = 86.7
5815/68 = 88.5
9985/105= 95.1 生産中止

最新 FHC
7430/69 =107.6

特殊蛍光灯
9540/76 = 125.5

LED
4590/74 = 62.0
効率を考えると圧倒的に最新の蛍光灯です。しかし、2倍以上の器具の価格差は回収困難であり、蛍光灯ストックは無駄になり既存器具との使い回しもできません。複数台ある蛍光灯器具の稼働率は等しくないので、稼働率の高い器具に常に新しいランプを使用して玉突き交換をしているのです。今回はFCLインバーターの器具で消費電力3Wアップ、明るさ5割増にしました。次回はFHCタイプかLEDに移行することも考えて蛍光灯の在庫圧縮をしなければと。 特殊蛍光灯は優れた蛍光灯ですが,供給が1社のみで将来の供給に不安がありますが,最高のパフォーマンスです。価格競争がないこともあり高価ですが、いつかはという気持ちもあります。